建設系おもしろサイト「めざせ!スーパー監督」の作者なおゆきが書き綴る不定期連載ブログ
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熱中症対策をしようよ!
挿し絵異常に熱かった2010年夏。あの夏がまた来るかと思うと・・・

さて、厚生労働省からの通達が来ているのをご存じですか?

H23年5月31日付 基安発0531第2号
「H23年の職場における熱中症対策の重点的な実施について」
建災防のHPより)

という文章です。

それによると・・・・

・H22年は統計を始めてから最も多い職場での熱中症死者47人を記録!
・今年も予報では、平年並み以上の気温か?
・節電も重なり、心配だぜベイベー!


と、こんな書き出し。(いや、こんなフランクではないけど・・・)
建設業向けの対策としては・・・・

・現場監督は、常に巡視するんだ!
・水分、塩分の摂取確認表を作るんだ!
・朝礼では必ず注意喚起するんだ!
・作業者には自覚の有無を言わさず、定期的に水分を摂らせるんだー!
・WBGT値を随時観測!予報値も気にしろ!



ってな事を書いてあります。さらに、具体的な実施事項も書いてあり、なかなかの文章です。
安全訓練教育に、そのまま使えそうですよ!皆さんも、一度ごらんあれ!

中でもちょっと気になったのは、統計的データ。

■時間帯別データ
過去3年間のデータでは、
1時台~5時台に、80%発生。特に3時~4時が危険!
(夕方の方が多いってのも意外ですね)

■作業開始からの日数
4割は、作業開始から7日以内に発生している。
(慣れない作業が、一番キツイのですね・・・)

■死亡された47人全員の状況
いつ、何をしているときに、どうやって発見されたか、細かく書かれています。
更に、この47人の内、多くに共通していることが分析されています!これは必見です。


【まとめ】
やはり、熱中症対策は、積極的な行動が一番大事です!
・作業を止める決断力!
・少し多めにコストを掛けた、対策グッズ、装置など。
・おかしいな?と思ったときの対処のスピード!


自分の現場から、犠牲者を出さないよう、頑張りましょうね!
めざスパでも、期間限定で
「熱中症対策コーナー」
を作りました!安全教育などに是非活用してくださいね!

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生コンクリートに作業員が埋まり一人死亡
とても痛ましい、悲しい事故が起きました。



8月30日愛知県豊田市の砂防ダムの工事現場で、作業員2人がコンクリートに埋まった事故。発生から約5時間半後に救出されたが、一人の死亡が確認された。窒息死だったとのこと。

 状況として分かっているのは、「木製の型枠にコンクリートを流し込んでいたところ、型枠がはずれ、2人があふれ出たコンクリートに埋まった」というもの。

 現場の仕事をしている我々にとっては、とても人ごととは思えない事故です。

このような事故が二度と起こらないよう、型枠の点検、作業手順の確認、安全基本動作の遵守、KY活動のまじめな実施など、やれることは怠らないと、肝に銘じ、作業に取り掛かろうと、あらためて思いました。

心からご冥福をお祈りいたします。

コピー機で、安全訓練の資料が!?
ちょっと変わったネタを一つ。

安全管理書類の作成、整理に頭を悩ませる昨今ですが、コピー機を使ってラクチンになろう!ってな商品を発見。

(株)コンピュータシステム研究所さんが作った、

「建設安全ツールfor Imagioオプション」

という商品がそれ。詳しく調べようと思い、ホームページを見たのだが、分かったような分からなかったような・・・
安全訓練の資料
僕なりに理解出来たことを簡単に説明すると、

「安全管理に活用できるPC用データ集の販売に、おまけとして、複合機のタッチパネルを安全管理に特化した画面に改造するオプションを付けてみましたセット」

え?ぜんぜん簡単じゃないって?ごめんなさい。では、箇条書きにしてみました。

1.安全訓練等で作成しなきゃならない、いろんな書類(Exel等)が満載。
2.パソコンを使わなくても、コピー機(Imagio)からパネル操作で安全書類がカンタンに出力可能。
3.コピー機のスキャナー機能+専用パネル操作で、手書き書類をPCに自動格納。


うーむ、今時の若いデジタル世代の人にとっては、複合機とPCの連携なんてものは当たり前の話なので、1以外は特に不要な機能ですな。

ただ、パソコンが苦手な方が一人現場でやる場合には、安全書類の管理の手間が削減できて、とても便利かも知れません。

でも、やっぱしほしいのは1でしょう!内容としては、

●災害・ヒヤリハット事例集(イラスト付きで、300例以上!)
●安全作業手順集(イラスト付の手順書が100以上!)
●安全管理ポイント(安全訓練に使えそう!) 
●安全衛生規則
●安全衛生法令早見表(これも安全訓練にいいかも)


いいなぁ、これ。値段によりけりだけど、支店に1個は買っても良さそうです。

商品のサイトは、こちら

足場に巾木を取付けよう!
すでにご周知の通りだと思いますが、昨年の6月1日から労働安全衛生規則の一部が改正され、建築用足場の安全確保に新たな規制が加わりました。

これまで必要とされてきた手すりのほかに、中さんや巾木(はばぎ。幅木とも)などの設置が義務づけられ、人の転落事故や、物の落下事故を防ぐことが求められます。

足場、幅木、中さん

しかし義務づけられたとは言え、なかなかすぐには取り付けられず、後回しになってしまう事が多いのです。特に巾木は。

その理由の一つとなっているのが、「取付が面倒くさい」という事が挙げられるのではないでしょうか。
たしかに、巾木を番線で取り付けていく作業は地味で、枠組み足場を組み上げていく作業に比べたら、目に見えた進捗になりません。

しかし!巾木は、有ると無いとでは、足場上での安心感がまるで違いますよね。実際に安全になるだけでなく、墜落のリスクが少なくなるという安心感は、それ以降の施工能率を必ず向上させてくれます。

土木技術者であるG3(じーさん)さんのブログ「日々読み書き」には、巾木を簡単に取り付けることが出来そうな金具が紹介されていました。なかなか良いですねぇ、これ。

ちょっと気になったので、同様な商品がないか、調べてみました。

巾木フック(山本商会株式会社様)
巾木と手摺り支柱を確実に仮止めできます。取付け取外しが簡単にできます。Φ48.6、Φ42.7のどちらの手摺り支柱にも取付け可能です。転用が可能です。

足場用の巾木取付用金具(株式会社高長建設)
既に特許を出願されている金具のようです。仮設材って、いろいろと特許が有りそうで、宝箱みたいですなぁ・・・


思ったこと。
便利で、施工の手間が省けることが出来る物は、監督としてどんどん発掘して、現場で使ってみる事が大事。
不便なまま当たり前だと思って使っている道具に、疑問の目を持ちましょう!

安全訓練のビデオが無料で・・・!?
安全訓練用に使えるビデオが、インターネットで手に入る!

しかも無料で!?

こんな嬉しい話が、実はあるんです。

「安全衛生情報センター」のホームページがその場所。

この中にある、『安全衛生ビデオ』のコーナーでは、無料で安全ビデオのダイジェスト版を見ることが出来ます。

 ・パワーショベルの用途外使用
 ・職長の役割と責任
 ・道路工事の労働災害と防止対策
 ・足場組立の安全作業手順


などなど、これらは本の一例で、たくさんの種類のビデオが、動画として見ることが出来ます。

残念ながら、それぞれ2分程度の縮小版なのですが、これが意外と、

「ダイジェスト版の方が短くて良い!!」

と好評です。

安全訓練のビデオ本編は10分や、20分の、ストーリー性のある内容なのですが、ダイジェスト版はあくまで見本なので、ダラダラしていません!

ミョーな演出部分(笑)もカットされており、現場のおっさん達には、逆に良いかも知れません。

安全訓練の基本部分は紙での資料で行って、アクセントとして、ノートパソコンを使ってチョイ動画を入れてみる、なーんて使い方がベストでしたよ。

この動画は、Real Playerを使えば録画が出来るので、いつでも見れて便利です!

 ・安全衛生情報センターのHPは、ここ

 ・Real Playerのダウンロードはここ

安全訓練の資料のネタは、ここに限る!
挿し絵「今更ながら」の感がありますが、紹介しておきます!

安全訓練資料の老舗(?)といえば、
「安全くん」ネット
いつも、安全訓練資料のネタに困っている時に、お世話になっております!笑う

ここは、西尾レントオール(株)さんが作成している、安全に関するサイトです。
もともと、重機や建設用道具のリースを行っている西尾レントオール様の、広報パンフレットがもとなのですが、その内容たるや、素晴らしい物があります!

■広報誌「安全くん」データベース
(安全に関する知識や体験談など、面白くて分かりやすいマンガで描かれています)

■安全ワンポイント
(資料に最適!安全ワンポイントや、資格、法令など、イラスト付きで最高!)

■「安全くん」イラストダウンロード
(かわいい安全くんのイラスト画像データをダウンロード出来ます。安全訓練資料の挿し絵などにいいですねぇ。)

その他、建設業関連のリンク集や、建設機械のデータ等、便利な情報が満載です。プレゼントコーナーもありましたよ!

まだ見たことがない人は、是非、見に行ってみては?

安全くん」はこちら

クレーン付き油圧ショベルに必要な資格

挿し絵 とても便利で、今では現場に無くてはならない存在の「移動式クレーン付き油圧ショベル」!

でも、クレーン付油圧ショベルは車両とクレーンという両方の機能を兼ね備えているので、、両方の運転資格、技能講習の修了が義務づけられている事に注意だ!吊り能力の大きさによっても異なるぞ!



(クレーン付ショベルに必要な資格・検査)
 車両系建設機械移動式クレーン
運転・作業資格車両系建設機械運転技能講習修了書が必要クレーン・玉掛け技能講習、
小型移動式クレーン技能講習修了書が必要
定期検査特定自主検査定期自主検査
クレーン安全規則第34条、第35条に準ずる

(吊り能力別に見る、移動式クレーンの運転・作業資格と許可)
吊り能力0.5トン未満0.5~1トン未満1~3トン未満
運転・作業資格運転-(不要)特別教育指定教習機関による小型移動式クレーン運転技能講習修了証
玉掛け-(不要)特別教育指定教育機関のよる玉掛け技能講習修了証
移動式クレーン構造規格の適合不要必要必要
許可・検査・
報告・自主検査等
クレーン検査証不要不要不要
設置報告不要不要不要
荷重検査不要必要
(クレーン等安全規則第55条3、4項に準ずる「荷重試験」と「安全度試験」)
定期自主検査不要必要
(年次検査(荷重試験を含む)、月次検査、作業開始前の点検、自主検査記録の保管:3年間)

吊り能力3~5トン未満5トン以上
運転・作業資格運転指定教習機関による小型移動式クレーン運転技能講習修了証指定教習機関による 移動式クレーン運転資格
玉掛け指定教育機関のよる玉掛け技能講習修了証
移動式クレーン構造規格の適合必要必要
許可・検査・
報告・自主検査等
クレーン検査証不要必要(有効期間2年)
設置報告不要必要
荷重検査必要(2年毎の性能検査に含む)
定期自主検査 

正式な情報や詳細は、日本クレーン協会のHPを参照願います。

クレーン付きバックホウ(続き)

クレーン付きBH図クレーン付油圧ショベルでのクレーン作業について(つづき)

ちょっと昔は、

「一定の措置等を講じたもので、作業の性質上やむを得ない場合、安全な作業の遂行上必要な場合は、用途外使用OK」

となっていました。でも、あまりにも曖昧な話なので、どこの会社の安全担当も困っていた、というのが事実。

それが平成12年に出された公文書(詳しくはこちら)によりハッキリした、という事で、それ以降、爆発的に「クレーン付き油圧ショベル」が世の中に増えました!

 

具体的に、「クレーン付き油圧ショベル」の定義とはどんな感じなのか?法令上の位置付けでは、

1「荷を動力を用いて吊り上げ、これを水平に運搬すること(以下クレーン作業)」を目的とした機械装置として認め、労働安全衛生法施行令第1条第8号の移動式クレーンに該当する。
2構造要件については車両系建設機械構造規格および移動式クレーン構造規格(労働安全衛生施行令第12条第4号に掲げる移動式クレーンおよび同令第13条第26号に掲げる移動式クレーンに限る)の両方が適用される。

ということで、クレーンの安全装置等を有効状態にして使用することが条件となります。


クレーン付き油圧ショベルとして認められるのは、上図のような、各種安全装置等が付いている事が条件なので、それらを使っていなかったり、機能していないとアウト!となります。

 



次回は、クレーン付き油圧ショベルに必要な資格について!

移動式クレーンバックホウ
移動式クレーン付バックホウバックホウで資材を吊る、なんて事は、ハッキリ言って日常茶飯事!
でも、法律上、まずいことをしているのかなぁ?
今更ながらですが、そんな心の中の小さな疑問を解決しましょう!

平成12年2月28日付で、労働省(現在の厚生労働省)から、「クレーン付き油圧ショベル」についての法令上の解釈の見解が、労働基準局へ連絡されました。 (詳細はこちら

その概要は、

「クレーン付き油圧ショベルを「移動式クレーン」として認め、労働安全衛生規則第164条〈油圧ショベルによる吊荷作業(用途外使用)〉には該当しない事とする」

との事でした。

これは、予めクレーン機能(荷を吊り上げるためのフックと安全装置を備えた機能)を備えた「クレーン付油圧ショベル」であれば、法令上移動式クレーンとして認められる、と言う事のようです。

具体的に、どんな条件をクリアすれば、用途外使用とはならないのでしょうか。

詳しい内容は、次回。

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